NECCOの「陰鬱旅団展」
SAPPORO UNDERGROUND NECCOにて現在開催中の「陰鬱旅団展」を見てきた。NECCOを訪れるのもヨシキヨ氏に会うのもかなり久し振りですぎて、ドアを開けるのに緊張してしまう(汗)。
中は相変わらずの禍々しさ。展示されている作品のアングラさが際立っているおかげで、毒々しさにいっそうの拍車が掛かっている。お葬式の垂れ幕、ゾンビ、どくろなど、死と残虐性を彷彿させる様々なモチーフが満載。ほとんどが道外の作家の作品ばかりということで、「詳しく聞かれても分かりません!」と説明を拒否!とはいえ、なかなか貴重な機会だろう。
ろまん氏の冊子も置いてある。パラパラとめくってみると実にかわいく、性的な表現にも身体を張ってポーズを決める作者の決然たる覚悟が伝わってくる。奇しくも熊本出身で、地震のため出展不可能だった作家さんがいたので、代わりに募金箱が置かれていた。
来場者にはお香がプレゼント!
雑談をしているとに何人かお客さんがやってくる。物販が順調で、かなり売れたとのこと。「札幌で限界を感じているけど、なんとか5年間やってきた」と、ヨシキヨ氏はイベントスペースを運営することの苦労をぼやくものの、氏の展示センスと作品のアングラさにただただ脱帽するしかない。
会場:necco
期間:2016.6/19~7/2
時間:平日19時~23時 土日13時~18時
料金:無料