L'Appréciation sentimentale 2

映画、文学、漫画、芸術、演劇、まちづくり、銭湯、北海道日本ハムファイターズなどに関する感想や考察、イベントなど好き勝手に書いてます

挑戦

2017年もそろそろ終わる。思い返すと、自分でもビックリするような大きい変化があり、相変わらず大して変わらないこともあった。一方で、インプットがあまりにも激減してしまったので、来年は本当に大きく盛り返していきたい。本も映画もたくさん吸収して、全国の展覧会にも足を運んで、たくさんたくさんインプットして、アウトプットに結実させていきたい。

そして、『ぼく、学級会で議長になった』紀伊國屋書店札幌本店の2F教育コーナーで発売から一年以上経った今なお平積みされている。今日、久し振りに売り場を訪れてみると12冊平積みされていた。秋の初め頃に見たときは2冊だけになっていたが、どうやらまた入荷してくださったようだ。棚を担当している書店員さんには、本当に頭が下がる思いである。全く無名の、それも一風変わったジャンルの本を、ここまで長期に渡って平積みしてくださることに、感謝である。

amazonでも、『ぼく、学級会で議長になった』が今なお在庫が減っては入荷を安定して繰り返している。そのペースは未だ衰えることがなさそうだ。一時期はamazonの小学生の生活部門で一位にもなった。できる限り多くの人に手にとってもらえれば、作者としてこれほど幸せなことはない。『ぼく、学級会で議長になった』がラジオドラマなど、メディアミックスされるとさらに面白い、なんて思ったりして。

話は変わるが、会期終了直前に国立新博物館で、安藤忠雄展を見てきた。タイトルは「挑戦」。

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展覧会に寄せた安藤忠雄のメッセージが、最初は事務所を開設してから仕事がなく、依頼があっても予算が少なくて苦難の連続であり、建築を職業とすること自体が自分にとっての挑戦だった、みたいな内容だったと思うが、この言葉には大変感銘を受けた。安藤忠雄には遠く及ばないが、自分も次の作品に向けて挑戦を続けていきたい。

今年を遙かに超える作品を目指して、自分も挑戦したい。2018年も!
みなさまにとって2018年が充実して素晴らしい年となりますように!